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おことわり みっつ [フィクション]

3回 ですけど。 フィクションでっせw嫌 ほんまにw
 
Episode 1.
 
女子高校時代の 友達:ナオミが 結婚する♪って 幸せ報告してきた。
もう結婚式とか いろいろ決まっていて
その前に ナオミと 彼氏とその友人と お酒を呑みに行くことに。
彼氏の友人の顔は覚えてないくらい 印象が薄い。
 
ナオミはお酒に弱いけれど その日は幸せそうに呑んでいて 
彼氏に甘えたりして 可愛らしかった。 
早く結婚して子供が欲しいって 言っていたし、
ひとりっ子なのに 自営業の彼氏(長男)へ嫁ぐって ことだから
ベタ惚れって言う感じ 。
 
3軒目に行くときに
カラオケ好きのナオミは上機嫌で かなり先を 
浮かれ気味に歩いていた。
カラオケが好きじゃない私は 彼氏に 
「カラオケは苦手なので 歌えないけどいいかな?」って 聞いた。
「アイツは カラオケ好きだからね つききあわせちゃって 悪りぃな 。」
「ナオミの あゆとか 明菜とか うまいよね。」 
「さっき吞んでいたときから アイツのこと 褒めっぱなしだね」 
「高校の時からの友達だけど ナオミは 優しいから。」
彼氏の友人も少し先を歩いていて 
曲がり角を間違えて通り過ぎたナオミを追いかけて行った。
「アイツら ほっといて 他に行かない?」 
ナニ イッテンダ? と思って 沈黙する私。
「○○(彼氏の友人)って  アイツのこと好きだったみたいなんだよね
 って  オレ 知ってたけどさ 。
 俺も アンタのほうがいい。」
 
このヒトって 結婚寸前の割に ナオミに冷たいなって思ったけれど 。
もちろん おことわり しました。
 
結婚が決まる前に紹介してくれれば 反対したのにって 思ったわ。
 
ナオミの結婚生活が 破たんしたのは 2年後でした。 
 
 
Episode 2.
 
幼馴染の しーちゃんから 幸せ報告があって
彼氏を 紹介したいからって 6人くらいで呑みに行った。
しーちゃんと あーちゃんと私は幼馴染。
しーちゃんとあーちゃんは パッと見 おとなし系 だけど 
パッションありあり。
その頃の言葉で言えば 隠れイケイケ。 
パッと見 派手な 私は 実は 石橋たたき系。
 
その頃はやっていた ロングソバージュ 赤いルージュ 
ハイウエストの白いスカートは 大人っぽいマーメイドラインなのに
可愛らしいチューリップがプリントされていた。
それは鮮明に覚えている。 
トップスは覚えてないのに。 
 
シックなお店は 2軒目だったか 3軒目だったか・・・。
しーちゃんは 自称酒豪で この日は呑みすぎたと言って
あーちゃんは あまり呑んでいなくって 介抱役で
ふたりで レディースルームに行っちゃった。
 
しばらくしても 帰ってこない。
残った私と 男性3人。
「私、様子を見に行ってきましょうか?」 
「いいって いいって 行かれちゃうと オトコばっかしで つまんないし」
「その髪型ってなんていうの?流行ってるよね。あ 硬いんだ」
彼氏と友人その1 さわんな! 
ウェイヴキープしてるんだから くずれるじゃないか! by サニー心の声
 
その後も 男性3人から 下ネタチックな話のジャブが続く ・・・。
かわせる程度だけど。 
あの頃 セクハラって単語は なかったなぁ。
 
「サニーちゃんのスカートって 可愛いね。素材 何?」
しーちゃんの彼氏(次男)は 商社マンから 
ご実家の自営業(ブティック)を継いだばかり。
お父さまは ある武道をしていて  そちらの方の団体の代表になって
お店を息子に任せたという形だそう。
お兄さんは 大恋愛?で お婿に行ってしまったと。
 
「次男だから ウチを継ぐ気が全然なくて 繊維とか デザインとか
全く知らないんだよね。 これって面白い素材だよねぇ」
 
って スカート 触るなよなぁ・・・ 脚 触ってるし。by サニー
 
おことわり!で 軽く 手を はたいておきました 。
しーちゃんには 内緒にしてあげました。 
髪以外の上半身は おサワリされなかったので トップスの記憶がないですww
 
その後 しーちゃんは 髪型で盛り上がった話を聞いたらしく
ソバージュにしたけど ほぼスッピンの人なので ^^;
ソバージュで スッピンは危険です。 
 
後日 なぜ戻ってくるのが遅かったのかって あーちゃんに聞いたら 
しーちゃんがリバした後に 
友人その1とその2と どちらが あーちゃん向きかって
相談していたそうで。 直接会話して決めればよかったのに。
私なら ドッチモ 勧めないけど ^^; オイオイ
 
後日談ですが あーちゃんは 自分のお兄さんの後輩クンを
誘いまくって ゴールインしました。
あーちゃんはパッションの人ですから。
これ(こらこら)を逃したら一生独身かもって 頑張ってました。
 
そういえば 後輩クンとあーちゃんと私と 夏祭りに行って 
和太鼓の演奏中に
間違って 腰を引き寄せられたっけ。アブネーヨ 
 
おことわりしておきますが
これは 正真正銘 間違っただけです。
顔を見合わせて ビックラでした。
2人とも浴衣を着ていて あーちゃんのほうが私より背が小さいけれど
下駄の分大きかったので いつもより 大きいけれど
そばにいた方を抱き寄せちゃったみたいww 
あーちゃんが和太鼓の演奏に夢中で 少し前にいたので
たぶん気が付いてないと思います。 
この二人は 結婚生活が続いています。 
 
 
 

すっ飛ばしてください。

小説風 Episode2.

すこし照明を落とした ボックス席のなかで

白いスカートが やけに目立つ。

俺とダチの二人に挟まれて座っている 女性、

沙似ちゃんは 俺の結婚相手(静果)の幼友達で 初めて紹介された。

彼女の友人の多くは 彼女に付き添ってトイレに行った亜紀ちゃんのように

化粧をあまりしない。

ある会社の一般事務をしている静果も化粧をしていないことが多いようだった。

最初のころは 化粧をしていたが 最近は ほぼすっぴんだ。 

結納の時には 流石に化粧をしてきたが 見慣れなくて困った。

沙似ちゃんは 上司がきちんと化粧をしないと 煩いそうで

会社でスッピンは アリエナイと 笑っていた。

こんな赤い口紅を静果は持っていないだろうなと思いながら

沙似ちゃんの口元を見てしまった。

「私 様子を見てきましょうか?」 

「いいよ いいよ 男だけになったら こいつら つまんないしさ」

ダチが 沙似ちゃんの髪に手を伸ばしている。

流行りのヘアスタイル だとかなんとか。

女性をほめるのは 店を継いでから1年たっても慣れない。

ダチは普通の会社員だが 女性と話すこと自体 自然な感じだった。

「おねえさんか 妹さんがいるでしょ?」

「よくわかるね。両方いるよ。うるさいくらいしゃべるんだよな。

 髪の毛 ふわふわッとしているから 

 柔らかい髪なのかと思ったけど 硬いんだな」 

「ワックスとかジェルを使ってるんじゃないの?」

こっちのダチも妹がいるから 女性のメイク用品などの会話が普通にできる。

男兄弟だけの自分には 女性の化粧品は 母の時代のものしか知らない 。

そもそも 大学で 教師を目指して教育学部だったのに

商社に就職して なぜか地元の支社に Iターン 。

5年で本社に戻るかもというときに 兄が婿に行くことが決定し

小さな店を継ぐことになった。

静果と知り合ったのは 前職場対静果の職場のコンパで

既に 俺は離職していたが 人数合わせで参加したのだった。 

そんな なれそめ話を 沙似ちゃんに聞かれるままにしていた。

洋服に関心があるので スカートが気になって 生地に触らせてもらった。

「おい そんなところ触って 嫁さんに見つかったら まずいだろうが」

なんて 冷やかされたら 動揺して 脚に触ってしまったではないか。

ついでに ダチまで触っているのは 便乗か?

ペチ ペチと 手の甲をたたかれて ダチとふたり 苦笑い をする。

軽く 沙似ちゃんに 睨まれたが 

そのあと笑っていたので許容範囲内なのだろう。

ダチの話が少し エスカレートして 下ネタ気味なのは

スカートに触った俺のせいか?

何カップ?とか  聞くのは マズイだろ。

「校長室の前にある」 って 何のことだ?

「優勝カップ」とか答えてる・・・ 慣れているのかな? 

嫁(予定)と 亜紀ちゃんが戻ってきた。

3人とも同じ高校(共学)だと思っていたが 沙似ちゃんは別の高校だった。

「あそこは 女子だけだよね? 」

「あー でも 沙似は 他の学校の子たちと交流が結構あったよね。」 

「セイコー セイショー イチコー あたりかな?」

「セイコーは私立の中高男子校じゃん?どこつながり?」

沙似ちゃんは 少し笑って 

「仲が良かったのは どこの学校も 男の子ばかりです。

  でもBFとかじゃないから。 」

 嫁(予定)と亜紀ちゃんが戻ってきて 女子勢力が優勢になって

 30分くらいで お開き。

スカートおさわり便乗のダチは 沙似ちゃんに 興味があったようだけど

亜紀ちゃんが短時間に 猛プッシュしていた。

もう一人のダチは 沙似ちゃんは 遊んでるコ認定で却下だったそう。 

女子3人が幼馴染で 家が近所同士なので 

一人だけを送っていくわけにいかないのが 難点だったな。

亜紀ちゃんは この後 お兄さんのつながりで 結婚したと聞く。

沙似ちゃんは 静果の話によれば コンパやパーティに参加しても

BFがいるコ 遊んでるコというように見られて  うまくいかないらしい。

結局 お見合いで結婚し 静果が お祝いを送ったはずだ。 

うちに 子供が生まれたときに 出産祝いを持って

店に夫婦で来てくれたけれど 

なんだか不思議な感じがした。

お見合いをするタイプには思えなかったからか? 

その時は 幸せそうに見えたけれど

数年後 静果は 

どこの夫婦も 波風無しって言うわけにはいかないものねと

つぶやいた。 

  ※ これは フィクションです。

   実在の人物に 似ていても関係ありません。 

 


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コメント 6

サンダーソニア

Episode2.を別視点で書いてみました。
長くて ごめんなさい。
by サンダーソニア (2016-08-31 21:28) 

YUTAじい

おはようございます。
複雑な心境になりました・・・
by YUTAじい (2016-09-01 06:20) 

デルフィー

フィクションなんですね( ̄m ̄*)
by デルフィー (2016-09-01 07:13) 

サンダーソニア

そーゆーことです。
by サンダーソニア (2016-09-01 07:38) 

薔薇少女

全くのフィクションとは思えませんけどネ(゚ー゚*?)オヨ???
>BFがいるコ 遊んでるコというように見られて  
胸が大きいってだけで、↑そんな風に思われちゃってたなぁ~( ̄ε=‥=з ̄) フンガー

それにしても、こんな風に文章が書けるって羨ましいなぁ~d(-_^)good!!
by 薔薇少女 (2016-09-01 20:27) 

pandan

フィクションだったのですね〜
by pandan (2016-09-02 06:05) 

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